永遠の祈り

2003年12月20日
風邪の中がんばってチケットを取ったDC。
7列通路横(に座ったのはママンだが)
ラッキーなことにすぐ横の通路をわたるさんが通ってくれた。目線もいただいた(気がした)
わたるさんはでかかった。レオン君とも身長差があった。宝塚の1cmは余程大きいとみえる。
わたるさんはスターブーツの似合う人だと思った。普通の膝下ブーツ(純朴田舎者風)の似合わないことったらないよ。バランス悪い。


以下、ストーリーネタバレにつき。

今回のお話は、実はルイ17世は生きていた!?というお話。
オープニングはフランス革命らしく貴族が市民に虐められている。市民にこっそり(全然こっそりじゃなく歌まで歌ってるが)混じっている立樹氏が怖い。いつもの笑顔がない。太陽の笑顔がウリなのに今日は暗雲に覆われてるーと思っていたら、それ以降一幕は登場しなかった・・・
その市民たちを掻き分けて出てくるのが、夢に魘される純朴田舎青年ジェラール君。誰かと一緒に逃げている夢を見るんだそう。はっきり言って田舎者衣装似合いません。
そんなジェラール君のところに一夜の宿を求めてきた旅人ピエール君。挨拶もお礼もなしかよ、でいきなり話し出す・・・たいそうお疲れの様子と思いきやご病気で・・・ジェラール君に寄りかかるピエール君。このときばかりは身長差萌。
実はこのピエール君、ルイ16世の指輪とマリーアントワネットの手紙を持っていて、自分こそがルイ17世だと言う。どーしてもパリに行かなくてはならない。パリへ連れて行ってくれ。一緒にパリへ行ってくれ。ときたもんだ。いつのまにそんなに仲良くなったんだ君たち萌。
だが、ピエール君はジェラール君の家で亡くなってしまう。ジェラール君の手元に残ったのは、指輪と手紙。これを使えば、俺もルイ17世になれるのではと思い出す。しかもそんなときに、おばあさんから実は貴族の子供を助けたのだと聞かされてしまう。ほんなら貴族の暮らしを手に入れてやると考え出すジェラール君。だが一人ではどうも思い切れないのか、つい元少尉だというゴロツキのコンスタン君に喋っちゃった。やる人がやればいいコンビ(あえてカップルとは言わない)だと思うのだが惜しいなレオン君はまだまだ若かった。
貧乏男爵も巻き込み、婚約者のアンヌさんがおばさんのところへ行ってる隙にジェラール君はパリへ・・・うだうだしてる間に一幕終了。
ニ幕はいきなりパリ。休憩時間にジェラール君はいろいろと仕込まれたご様子。殿下と崇められて夜遊びまでしちゃってたら、なんと婚約者のアンヌ嬢がゴロツキに絡まれているではないか。もちろん助けるジェラール君。だがその様子を見ていた人が。マダムロワイヤルことルイ17世のお姉さんから弟の偽物を取り締まるように言われているニコラス君。アンヌさんからジェラールのことを根掘り葉掘り聞いていたらば、その直向さに心を奪われたりなんかして。どうもしい兄さんはこういう役がお似合いで。
で、結局、どうやらジェラール君はルイ17世らしいんだけど、貴族の暮らしよりアンヌさんに幸せを見つけたというオチらしい。

年末の忙しいときにほっこりをどうぞ的ストーリーなんだが・・・
何故にもっとどろんどろんにやらんのだー!
何故にわた檀にこのストーリーなのだ。もっと若いのが他におるんだから、無理に若くて純な役を振らずとも、大人のストーリーを頼むよ。

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