追憶のバルセロナ/OnThe5th
2002年6月1日いい加減観劇日記以外も書いてくれって言われてますが、これしかネタないもーん。
サバキでOMCの貸し切り公演を見てきた。
追憶のバルセロナ。
スペイン物で、フランスとの戦争があったけどいつの時代だったのかプログラムを見てないからわからない。
バルセロナのカーニバルらしきオープニングでみんな踊ってくれるのはいいが、ちょーっと衣装が安物っぽかったな。フランシスコ絵麻緒、アントニオ成瀬がお友達でスペインの軍人で、セシリア白羽はフランシスコの婚約者。白羽さんはじめての大役じゃない? カーニバルの中心で踊ってるのがジプシー達でロベルト朝海、イザベル紺野。
みんなで踊ったあとフランシスコの従僕フェイホウ音月の「フランシスコさま〜」ってんので芝居がはじまる。
フランスが宣戦布告したそうで、フランシスコの家の夜会をへだてた後、戦場のダンスとなる。夜会は別れのシーンだったんだけど、「行かないで」って泣く母親をフランシスコは慰めてたんだけど婚約者が来るなりそれを放り投げて婚約者に飛んでいったり、セシリアの母親が今度はフランシスコのかわりに慰めに入るけど最初から戦争で死ぬものと決めつけてたり、まあ笑いの場面でした。
戦争のダンスでアントニオは捕まり、フランシスコは撃たれてしまうんだけど、さすがに主人公だから死にません。アントニオは生き延びるためにフランス側につき、同じく捕虜のフランシスコとセシリアの父たちにも家族のために生き延びろと説得する。が結局フランシスコの父は銃殺にされてしまう。
撃たれて死にかけていたフランシスコのほうはジプシーに助けられていたんだけど、記憶喪失だったり。
酒場でフランスの兵士たちといざこざを起こし剣を使ったときに記憶を取り戻し、再びバルセロナのカーニバルでセシリアと再会するけど、そのときにはすでにセシリアはアントニオと結婚しててみたいな王道パターン。ここのカーニバルのシーンはジプシーたちの踊りもいいけど、その周りでいろいろやってるフェイホウを見るのが楽しい。これのおかげでフランシスコと再び会えたフェイホウ、ジプシーになってる彼に再び仕えだすなんて忠実な従僕かしら。
一方フランシスコたちは黒い風とかなんとかいう黒づくめマスクつきの格好でフランス軍にちょっかいを出す。フランスの言いなりになってたまるかという抵抗運動でしょうか? フランス軍の代表クリストフ大佐貴城とロベルト、フランシスコは客席に降りてきてくれるから一階席が今回はおいしい。ただしフランシスコたちは黒いマスクをかぶってるのでどっちがどっちかわからなかったりする。
アントニオはこの黒い風の正体がフランシスコと気づいていたんだろうが、あえて何も言わずフランシスコの父が銃殺前に託した手紙をフランシスコに渡す。そしてその帰りにアントニオはフランス軍に捕らえられ、黒い風をおびき出す餌として黒い風にしたてあげられ公開処刑の触れが出される。ロベルトたちジプシーはクリストフ大佐の下僕のイアーゴー未沙に秘薬なるものを飲ませて脅しをかけてアントニオ救出に協力させる。
黒い風がアントニオを救い出す場面が一番の山場なんだろうが、少々盛り上がりに欠ける。そのあとジプシー達がこれからもがんばろうって感じの合唱があって、エピローグに入るって感じ。
アントニオとセシリアが旅立ち、ロベルトはジプシーの一人とさりげなくらぶらぶで、フランシスコとイザベルがずっと一緒よって感じの歌で終わり。
今回のツボ。
フランシスコからロベルトに向かって「俺が倒れたら、あとはお前に託す」みたいな台詞が退団の台詞ぽくって涙物。
イアーゴーに秘薬を飲ませるシーンで犬の真似をしてくれるイアーゴーに「やっぱりいい人だー!」と言い、秘薬を飲ませた後に「いい人だったのに・・・」って言うジプシー立樹さんの台詞の間。
イザベルとフランシスコがらぶらぶのシーンに呼びにきたジプシー未来さんが、イザベルの「行こ」とフランシスコの「ああ」って台詞を一人芝居で真似てくれるのが面白い。
王道ストーリーだけど、笑えるしテンポがいいので退屈しないと思われます。
OnThe5th。
幕開け前にピエロが3人(風早・未来・愛)出てきて客席にサービス。だから開演5分前には客席に戻ったほうがいい。持ってきた大きなリンゴはニューヨークを意味するらしい。
幕開けからタップ。タップの音は録音じゃないならよくマイクが拾ってると思う。あんまり揃ってるようには聞こえないけど・・・ここで早速ハプニング。誰かの靴が脱げて落ちてた。その持ち主らしき人はその後の総踊りのシーンはしかたなしに違う白い靴で踊ってた。
なんかストーリーがあるみたいで、なんとかアーチ設立何周年記念で今日このアーチを通った千人目の方。とかなんとかでニューヨーク一日観光と副賞一万ドルとかなんかをまず紺野さんがもらって。買い物をして、お金をなくして、清掃員になって、メイドになっていいとこの坊ちゃん絵麻緒さんの服よごしたら恋に落ちて・・・そしてテロで死んじゃうんだから・・・なんつーか。
いろんなところでテロのシーンがあるって話題になってたけど、これを鎮魂のためととるか、ネタととるかで随分といろいろな意見バトルが。まだ一年も経ってないしね、あんまり気持ちのいいもんじゃないとは思うな。まあ鎮魂の歌を歌ってる美穂さんの歌は素晴らしかったから、ただのショーとして見ればいいできなんではないでしょうか。
最後はパレードでいつもは終わるけど、今回はパレードのあとに再び衣装をかえてタップで幕。みんなで踊るのはいいけど、タップなんて音楽学校以来っていう人がほとんどらしいから上手いとはあまりやっぱり言えない。でも新しい試みはいいんじゃないかしら。
見所としては、あのポスターと同じポーズがダンスの中にあるのでお見逃しなくってところでしょうか。
退団を意識した歌もなかなか感動いたします。
やっぱりやめるとなったら寂しいな。
サバキでOMCの貸し切り公演を見てきた。
追憶のバルセロナ。
スペイン物で、フランスとの戦争があったけどいつの時代だったのかプログラムを見てないからわからない。
バルセロナのカーニバルらしきオープニングでみんな踊ってくれるのはいいが、ちょーっと衣装が安物っぽかったな。フランシスコ絵麻緒、アントニオ成瀬がお友達でスペインの軍人で、セシリア白羽はフランシスコの婚約者。白羽さんはじめての大役じゃない? カーニバルの中心で踊ってるのがジプシー達でロベルト朝海、イザベル紺野。
みんなで踊ったあとフランシスコの従僕フェイホウ音月の「フランシスコさま〜」ってんので芝居がはじまる。
フランスが宣戦布告したそうで、フランシスコの家の夜会をへだてた後、戦場のダンスとなる。夜会は別れのシーンだったんだけど、「行かないで」って泣く母親をフランシスコは慰めてたんだけど婚約者が来るなりそれを放り投げて婚約者に飛んでいったり、セシリアの母親が今度はフランシスコのかわりに慰めに入るけど最初から戦争で死ぬものと決めつけてたり、まあ笑いの場面でした。
戦争のダンスでアントニオは捕まり、フランシスコは撃たれてしまうんだけど、さすがに主人公だから死にません。アントニオは生き延びるためにフランス側につき、同じく捕虜のフランシスコとセシリアの父たちにも家族のために生き延びろと説得する。が結局フランシスコの父は銃殺にされてしまう。
撃たれて死にかけていたフランシスコのほうはジプシーに助けられていたんだけど、記憶喪失だったり。
酒場でフランスの兵士たちといざこざを起こし剣を使ったときに記憶を取り戻し、再びバルセロナのカーニバルでセシリアと再会するけど、そのときにはすでにセシリアはアントニオと結婚しててみたいな王道パターン。ここのカーニバルのシーンはジプシーたちの踊りもいいけど、その周りでいろいろやってるフェイホウを見るのが楽しい。これのおかげでフランシスコと再び会えたフェイホウ、ジプシーになってる彼に再び仕えだすなんて忠実な従僕かしら。
一方フランシスコたちは黒い風とかなんとかいう黒づくめマスクつきの格好でフランス軍にちょっかいを出す。フランスの言いなりになってたまるかという抵抗運動でしょうか? フランス軍の代表クリストフ大佐貴城とロベルト、フランシスコは客席に降りてきてくれるから一階席が今回はおいしい。ただしフランシスコたちは黒いマスクをかぶってるのでどっちがどっちかわからなかったりする。
アントニオはこの黒い風の正体がフランシスコと気づいていたんだろうが、あえて何も言わずフランシスコの父が銃殺前に託した手紙をフランシスコに渡す。そしてその帰りにアントニオはフランス軍に捕らえられ、黒い風をおびき出す餌として黒い風にしたてあげられ公開処刑の触れが出される。ロベルトたちジプシーはクリストフ大佐の下僕のイアーゴー未沙に秘薬なるものを飲ませて脅しをかけてアントニオ救出に協力させる。
黒い風がアントニオを救い出す場面が一番の山場なんだろうが、少々盛り上がりに欠ける。そのあとジプシー達がこれからもがんばろうって感じの合唱があって、エピローグに入るって感じ。
アントニオとセシリアが旅立ち、ロベルトはジプシーの一人とさりげなくらぶらぶで、フランシスコとイザベルがずっと一緒よって感じの歌で終わり。
今回のツボ。
フランシスコからロベルトに向かって「俺が倒れたら、あとはお前に託す」みたいな台詞が退団の台詞ぽくって涙物。
イアーゴーに秘薬を飲ませるシーンで犬の真似をしてくれるイアーゴーに「やっぱりいい人だー!」と言い、秘薬を飲ませた後に「いい人だったのに・・・」って言うジプシー立樹さんの台詞の間。
イザベルとフランシスコがらぶらぶのシーンに呼びにきたジプシー未来さんが、イザベルの「行こ」とフランシスコの「ああ」って台詞を一人芝居で真似てくれるのが面白い。
王道ストーリーだけど、笑えるしテンポがいいので退屈しないと思われます。
OnThe5th。
幕開け前にピエロが3人(風早・未来・愛)出てきて客席にサービス。だから開演5分前には客席に戻ったほうがいい。持ってきた大きなリンゴはニューヨークを意味するらしい。
幕開けからタップ。タップの音は録音じゃないならよくマイクが拾ってると思う。あんまり揃ってるようには聞こえないけど・・・ここで早速ハプニング。誰かの靴が脱げて落ちてた。その持ち主らしき人はその後の総踊りのシーンはしかたなしに違う白い靴で踊ってた。
なんかストーリーがあるみたいで、なんとかアーチ設立何周年記念で今日このアーチを通った千人目の方。とかなんとかでニューヨーク一日観光と副賞一万ドルとかなんかをまず紺野さんがもらって。買い物をして、お金をなくして、清掃員になって、メイドになっていいとこの坊ちゃん絵麻緒さんの服よごしたら恋に落ちて・・・そしてテロで死んじゃうんだから・・・なんつーか。
いろんなところでテロのシーンがあるって話題になってたけど、これを鎮魂のためととるか、ネタととるかで随分といろいろな意見バトルが。まだ一年も経ってないしね、あんまり気持ちのいいもんじゃないとは思うな。まあ鎮魂の歌を歌ってる美穂さんの歌は素晴らしかったから、ただのショーとして見ればいいできなんではないでしょうか。
最後はパレードでいつもは終わるけど、今回はパレードのあとに再び衣装をかえてタップで幕。みんなで踊るのはいいけど、タップなんて音楽学校以来っていう人がほとんどらしいから上手いとはあまりやっぱり言えない。でも新しい試みはいいんじゃないかしら。
見所としては、あのポスターと同じポーズがダンスの中にあるのでお見逃しなくってところでしょうか。
退団を意識した歌もなかなか感動いたします。
やっぱりやめるとなったら寂しいな。
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