殉情
2002年3月23日チケット取れないだろうと最初から諦めてたけど、親が後ろのほうだけど買ってきたので行くことができました。ラッキー♪
谷崎俊一郎の「春琴抄」が原作。国文学科に所属してるくせに読んだことなどない不届き者……どんな話かまったく知らなかった。タイトルロールの春琴こと盲目の『こいさん』(こいさんってどういう意味?)に紺野さん、その春琴を甲斐甲斐しく世話しどんな仕打ちを受けても愛しつづける手引き佐助に絵麻緒さん。現代の若いカップルがたまたま知り合った先生から二人の愛について解説を受けながら舞台が進行する。どこかで見たパターンだと思ったら「猛き黄金の国」ですな。やっぱり同じ演出家だしーいやいや、再演だからこっちのほうが先か。
まず最初に一つ突っ込みたくなったのは、いくら人気のないところで二人きりになりたかったとはいえ墓地でデートはないでしょう?でもそうしなきゃ先生と会えないしね、苦しいけど現代をまぜて描いたのはいいと思う。
日本文学だから暗い重い話かと思ってたけど、利太郎(箙)がコミカルでよかった。アドリブも笑わさせていただきました。むすっとしてる佐助を笑わそうといろいろするから、絵麻緒さんは笑いを堪えるのが大変だろうね。石田演出だからどこまでが脚本か知らないけど。春琴も利太郎にアドリブ返ししたし(やるなあって利太郎が言ったからたぶんアドリブ)現代の若者マモルの音月さんもちょっと台詞噛んだけど、それをごまかさずアドリブで頭たたいたりして笑いを誘ってました。やくざの男のすがたさんもおもしろかった。これは脚本かな?うまいなーと思ったのは貴船さん。利太郎の従者として弾けてました。
それはそうと主役のお二人、いいコンビでした。これでお披露目ですしね。気の強い春琴は紺野さんにぴったりだった。ちょっと怖いような気もするけど、恋する乙女のちょっとキツイわがままといったところでしょう。お綺麗でした。佐助はあまり宝塚の主役っぽくないけど、献身的につくす姿に惚れました。あまりにも一途な愛は狂気じみて今では考えられないけど、そこは現代のマモルたちが説明してくれるからわかりやすい。最後に佐助が春琴のために針で目を突くところは真に迫って涙が出てきました。あんなけ愛されたら女冥利に尽きますね。
そしてなんでシアタードラマシティは中でご飯が食べれんのだ・・・せっかく阪急で春のお弁当祭りやってたから買ったのに・・・
今日は密かに母上様のお誕生日でございました。何歳ですか?
谷崎俊一郎の「春琴抄」が原作。国文学科に所属してるくせに読んだことなどない不届き者……どんな話かまったく知らなかった。タイトルロールの春琴こと盲目の『こいさん』(こいさんってどういう意味?)に紺野さん、その春琴を甲斐甲斐しく世話しどんな仕打ちを受けても愛しつづける手引き佐助に絵麻緒さん。現代の若いカップルがたまたま知り合った先生から二人の愛について解説を受けながら舞台が進行する。どこかで見たパターンだと思ったら「猛き黄金の国」ですな。やっぱり同じ演出家だしーいやいや、再演だからこっちのほうが先か。
まず最初に一つ突っ込みたくなったのは、いくら人気のないところで二人きりになりたかったとはいえ墓地でデートはないでしょう?でもそうしなきゃ先生と会えないしね、苦しいけど現代をまぜて描いたのはいいと思う。
日本文学だから暗い重い話かと思ってたけど、利太郎(箙)がコミカルでよかった。アドリブも笑わさせていただきました。むすっとしてる佐助を笑わそうといろいろするから、絵麻緒さんは笑いを堪えるのが大変だろうね。石田演出だからどこまでが脚本か知らないけど。春琴も利太郎にアドリブ返ししたし(やるなあって利太郎が言ったからたぶんアドリブ)現代の若者マモルの音月さんもちょっと台詞噛んだけど、それをごまかさずアドリブで頭たたいたりして笑いを誘ってました。やくざの男のすがたさんもおもしろかった。これは脚本かな?うまいなーと思ったのは貴船さん。利太郎の従者として弾けてました。
それはそうと主役のお二人、いいコンビでした。これでお披露目ですしね。気の強い春琴は紺野さんにぴったりだった。ちょっと怖いような気もするけど、恋する乙女のちょっとキツイわがままといったところでしょう。お綺麗でした。佐助はあまり宝塚の主役っぽくないけど、献身的につくす姿に惚れました。あまりにも一途な愛は狂気じみて今では考えられないけど、そこは現代のマモルたちが説明してくれるからわかりやすい。最後に佐助が春琴のために針で目を突くところは真に迫って涙が出てきました。あんなけ愛されたら女冥利に尽きますね。
そしてなんでシアタードラマシティは中でご飯が食べれんのだ・・・せっかく阪急で春のお弁当祭りやってたから買ったのに・・・
今日は密かに母上様のお誕生日でございました。何歳ですか?
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