気分は探偵☆

今日は5限が終わってもどうもへこんでた。
「癒しがほしい」
これがこのところ多い台詞。
というわけでくらげっちと凌っちを飲みに誘う。いかんぞこの若い身空で酒に酔って人生を誤魔化そうとしては・・・でも甘太郎へ。慰めてもらう。

そして帰り本屋さんでイセトくんのバイト姿を拝んでから駅へ。ホームでは買ったばかりの漫画を読んで和んでたが悲劇、いや喜劇はそのあとにあった。
電車が一番前がすいてるや〜と思って扉を一つ移動したそのとき、どっかで見たことのある人が・・・お、オサムちゃん！？　
とりあえず奴は気付いてないのでその後ろから乗り込み扉を挟んでななめむかえに座ってみる。慌てて凌とくらげにメール。漫画なんて読んでる場合じゃないよ。特に学園ルンバなんかっ！　にやけた顔を見られたらどうする・・・仕方ないから明後日までに読まなくてはいけない教科書を出してみるが、オサムちゃんの行動が気になって集中できず。
西北で乗り換え。違う扉から乗るものの目指す席は同じあたり。うちに気付いたのか、座ろうとした席をやめ、そのむかえに座った。そんなに嫌か？
梅田で再び乗り換え。やっぱり東梅田に歩いていくよ〜動く歩道で前がつまって危うく隣に並びかけた・・・前のお姉さん早く行って〜！！ってかんじ。
東梅田についたときちょうど電車が来た。奴は急いで人を掻き分けて乗ろうとする。ここで見失ってはいかん！と追うが、奴も結局乗れずじまい。なんとなくそのときのオサムちゃんの背中ががっかりして見えた。
そして時刻表の下で立ち止まらないでオサムちゃん。おいらはいつもそこに並ぶのよ〜結局は動いてくれてよかったが、奴は一両目に乗るようだ。ここで尾行るのをやめては女が廃る。というわけで一両目に。待つ間は柱の陰で。もう気分は探偵だね☆
すいてたので座る。オサムちゃんは扉2つ挟んだ向こう側。混んできて見えなくなったときはどうしようかと思った。んで推理してみる。
奴は天王寺周辺に住んでる。だが天王寺で降りるなら御堂筋線に乗ったほうが早い。となると阿倍野か四天王寺前夕陽ヶ丘か。
完璧探偵気取り。いつ降りるかと覗くので挙動不審。
でも奴の住処はだいたいわかった。
あんまし近くはなかったが、いつ会うことか。またこうやって遭遇する可能性は大だね。
でもまあ今年はオサムちゃんの授業とってないし〜会ってもなんも言われないっしょ。